COLUMNコラム

連結決算の課題解決法

  • 決算アウトソーシング

2021.10.27

取締役 シェアードサービス本部長  細川 陽子

決算のアウトソーシング事業を開始して、今年で10年となります。
その間、様々な会社の連結決算に関わる方々と一緒にお仕事させていただいてまいりました。
お客様とのお話の中で思う事は、日本の経理業界はそこまで横の連携があるわけではないようで、皆様、各々で同じような悩みを抱えていらっしゃる、という事でした。

①昔からのやり方を引き継いできたものの今のやり方が良いとは思わない。が、どう改善してよいかわからない
②他の会社はどのように業務を進めているのか
③連結ができる人の採用が難しい
④社内での経理人財の育成が上手く進まない

上記が、連結をまとめていらっしゃるご担当の方からよくお聞きする話です。
ほぼ100%、上記の1つは会話に出てきます。
また、不思議なことに、自社の経理は課題が多いが、他社はなんとなくもっとうまく対応されているような印象をお持ちなことが多いようです。
が、、違います。
皆さん、ほとんど同じことに悩んでいらっしゃいます。

10年の間、①と②については、多くの事例を経験し、その中で最適なものを探してきました。
最適解にはまだたどり着けていませんが、業務オペレーションを作っていく上で気を付けていることをご紹介したいと思います。

まずは現状の業務を見える化し、全体感を把握できるようにすること。
スケジュール管理が重要です。
課題を洗い出して、課題の重要度が高いところから取り掛かること。
チェックポイントを抑えること。
データ収集時、データ集計時、アウトプット作成時、タイミングに合わせてチェックするフローを組み込むことが重要です。
結果として出す連結数値・開示の内容については、重要なポイントを抑えること。
連結決算ではすべてを細かく抑えることが本来の目的ではないため、報告の目的に合わせて重要なところを抑えることに時間を使うようなオペレーションにすることが大切です。

上記のような視点で、お客様の現状を分析し、お客様の課題に合ったご提案をすることを心がけてきました。
お客様の業務オペレーションには、何年も何人もかけて創ってこられた背景もあるので、全部をきれいにマルっと変えることは難しいことが多く、それぞれの状況に合わせた対応が最も大切だと考えています。
フィエルテのサービスは「オーダーメイド」です。

また、③と④はフィエルテ社内でも正直課題となっているところではあります。
ただ、連結人財が少ないからこそ、このサービスを始めたところもあるので、弊社としては、どのように連結人財を育てるか、を考えるにつきます。
1つ1つ丁寧に教えるよりも、自分で考えて自走できるようになるにはどうしたらよいか。
学ぶ環境はたくさんあるので、各自に合った成長プランを考えています。
私達の悩んだ期間も蓄積されてきたので、人財育成についても、何かしらお話しできるところはあるのではないか、と思います。

悩みを抱えていらっしゃる連結担当の方、是非一度、フィエルテにそのお悩みをお聞かせください。
お客様の状況にあったご提案をさせていただきます。

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