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「おもむろに」は、急に? ゆっくりと?

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2021.07.21

CFOオフィス事業本部 シェアードサービス1部1課 N.H

おもむろに」の本来の意味とされているのは、「急に」でしょうか? 「ゆっくりと」でしょうか?
何年かごとに訪れるクイズブームや雑学ブームなどで、誰しもどこかで一度は遭遇したことのある問題でないかと思います。

答えは「ゆっくりと」です
文化庁が行った国語に関する世論調査(平成26年度)によると、「ゆっくりと」という意味で使うと答えた人は44.5%とのこと。
正答率は約半数ということになりますが、その中で確固たる自信を持って答えられた人はどのくらいの割合なのでしょうか。
というのも私は以前、この二択に遭遇するたびに必ず迷っていたのです。
あるとき漢字で「徐に」と書くことを知り、徐行運転の「徐」と結び付けることで、ぼんやりとしていたこの言葉の印象がだいぶはっきりとしたものになりました。

他にも、
・話の「さわり」は、話の冒頭? 要点?
・「ぞっとしない」映画は、恐ろしい? 恐ろしくない? 面白くない?
・心配したり不安になったりしたときは、眉を「ひそめる」? 眉を「しかめる」?
・周りに明るい態度をとる様子は、「あいきょう」を振りまく? 「あいそ(あいそう)」を振りまく?
など、特別難しいわけでもないのに、急に問われると不安になってしまう言葉ってありますよね。
(ちなみに本来の使い方とされているのは、上から「要点」「面白くない」「ひそめる」「あいきょう」です)

これらが記憶に定着しにくいのは、語彙自体の使用頻度が低くイメージや理解が“曖昧”だから、
そして“曖昧”をそのままにしておいても日常的には困らないからだと思うのです。

ところで、決算業務でも似たような“曖昧”がありませんか。
年に一度しか行わないうろ覚えの処理。
属人化して手順が明確にならず引継ぎが困難な作業。
前からやっているからという理由で続けている資料作成、など。
言葉なら、本来とは異なる使い方をする人が多くなると意味が自然に広がることもあります。
しかし、決算業務ではそういう訳にもいきません。
これらの“曖昧”を取り除いてできた時間を、業務の本質的なところに使うことができたら理想的ですよね。

フィエルテでは、決算アウトソーシングサービスを提供しております。
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お困りごとがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

【参考】文化庁 国語に関する世論調査
https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/tokeichosa/kokugo_yoronchosa/

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