コラム

NHK大河、2020年から2022年へ

CFOオフィス事業部 シェアードサービス1部4課 神田 志雅

今年も終わりに近付き、2022年のNHK大河ドラマの情報が出揃う時期となってきました。
コロナ禍の影響でスケジュールに些か調整が加わっているようですが、年の変わりと大河の切り替わりが感覚としてリンクしている身には情報が増えてくるとなんとなく安心するものがあります。

さて今年の大河は明智光秀を主役として戦国時代後期が舞台でしたが、来年は渋沢栄一、再来年は鎌倉幕府成立時期を中心としたドラマとなるようです。
武家社会の混沌期、日本資本主義の発展、武家社会の起りと続くのは、商業史的に少し面白いものを感じます。

鎌倉時代と戦国時代の大きな違いは、鎌倉時代は武士という職業全体を幕府が統制していた点にあります。
2020年現在放送中の大河ドラマをご覧の方はイメージしやすいかと思いますが、戦国時代、幕府の権威はほとんど失墜しています。
戦国時代、日本各地の大名が奪い合っている領地も、鎌倉時代には「鎌倉幕府が地方領主に対して領有権を保証する」という形式で運営されていました。
主従関係の代償に、国側が財産保護を約束するイメージです。
御恩と奉公」「本領安堵」などと言うと聞き覚えのある人もいるのではないでしょうか。
この時代の武家社会は幕府による統一政権と言えます。
それが幕府の権威が低下した戦国時代になると分散した領地それぞれに国主がいる分国状態となります。

領民、ざっくり庶民からすると実に不安定で流動的な政情になったと言えますね。
しかし広域に渡る統一政権では発生しなかった各領地の土地柄や領主の気風を反映した様々な生活形態や文化が創成されたとも言え、特に商業の分野ではほぼ独立状態の商業都市や楽市楽座の展開など、多様なビジネスモデルが発明されました。
地域それぞれの強み弱み、国の領地経営に伴う政策などを生かしたビジネスモデルを展開させた中世日本の商人たちのしなやかさには目を瞠るものがあります。

現代はどうでしょう。
環境や交通、インターネットなど各種インフラが大幅に発展し、グローバル展開も一般的になった現在、商業の分野は中世とは比にならないほどの多様性と公共性を獲得しました。

FIERTEでは決算・開示業務アウトソーシングの提供を基軸に、多様なビジネスモデルに対応する柔軟性と蓄積されたノウハウで更なる社会的価値の創生に努めて参ります。
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