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なぜ日本人には英語が難しいのか?

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2020.09.02

CFOオフィス事業部 シェアードサービス2部1課 Poon VinCiJoyce

突然ですが、みなさんにとって、英語は難しいと思いますか?
私の経験からですが、日本人(ここでは日本語が母語の方を指します)にこの質問をすると、半数以上の方は「難しい」と回答していたような気がします。

もちろん、英語が堪能な方もたくさんいらっしゃると思いますが、英語に限らず、外国語を習得することを難しく思う方も多いのではないでしょうか。

先日に夏季休暇がありましたので、従来より興味があった「言語習得」に関連する書物を読んでおりました。(※)

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、この学術分野では、「母語」は大まかに「子どもが生まれ育つ環境で自然に身につける言語」と定義されています。
そして、母語以外は、学習の順番に関係なく、2番目以降に学ぶ言語はすべて「第二言語」とよばれています。

さて、タイトルの質問に戻りますが、英語(第二言語)の習得はなぜ難しいのでしょうか。
あるいは、日本語(母語)は苦労せず身に付けたのに、なぜ他の言語はそうはいかないのか、お考えになったことはありますか?

ここでは、私が読んだ内容から、「なるほど!」と思えた理由の1つを例としてご紹介したいと思います。

日本人が英語を学習する際、[r]と[l]の区別が難しいとよく耳にします・・・が、、
実は、生後8ヶ月以下の子どもにはこの2つの音の識別が可能なのです!
ただ、生後10ヶ月以降になると識別できなくなります。

これは、日本語は[r]と[l]を区別しない言語であるため、使用しない音を無視できるようになっていくことで母語を獲得していく仕組みです。
言い換えると、[r]と[l]を区別できてしまうことで、「ら」行の音がどちらに該当するかという、日本語を身に付ける上で必要としない選択が生じてしまいます。

このような仕組みによって日本語を母語として獲得したわけですが、英語の学習では改めて[r]と[l]の区別が必要になってきます。
日本語には存在しない音のため、学習者はその音に類似する日本語音を当てはめてしまう傾向にあり、それによって正確な英語音の聞き取り・発音が難しくなるといいます。

少し話が変わりますが、決算業務を進めていく中でも、同じような「難しさ」をご経験されたことはないでしょうか。
例えば、連結決算に取り掛かるとき、経理や単体決算の経験をそのまま当てはめてやりくりしていても、なかなか上手くいかないと感じたことはありませんか?
もしかすると、経理や単体決算の業務では必要としなかった考え方やノウハウが、連結決算においてはじめて必要となってくることが、「難しい」と感じてまう原因の1つかもしれません。

FIERTEでは、決算業務のアウトソーシングサービスをご提供しております。
お客様が直面している、決算業務における様々な「難しさ」を解決するお手伝いができると思いますので、お悩みの際はお気軽にご相談ください。

(※)「ことばの習得ー母語獲得と第二言語習得ー」 鈴木高明・白畑知彦著

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