コラム

初めてを見ていたい

CFOオフィス事業部 シェアードサービス1部1課 酒井智子

私には5歳の一人息子がいます。
生後3ヶ月くらいのころ、彼が初めて自分の「手」を発見するところを目にしました。
手を自分の目の前に掲げ、しげしげと眺め続け、たまに握ってみたりしながら長い時間観察を続けていました。
自分の体の一部が「発見」するものであったことに私はとても驚きました。
そしてその発見に3ヶ月もの時間がかかることも。
それから1ヶ月ほどして、今度は「足」を大発見していました。

彼の世界はこれからずっと発見の連続なのだ、と感動しました。
1つ1つの未知との遭遇に対する反応が楽しくて、(些細なことでは心を動かされなくなってしまったわが身を少し恨めしく思いながら)彼の小さくて大きな日々の発見を見逃すまいと毎日を過ごしました。

初めてレモンを口に入れたとき、ぷるぷるっと小さく震えながら見せたくちゃくちゃな顔。
初めてソフトクリームを舐めたときの驚きと嬉しさの混ざった顔。
様々な「発見」をしたときの反応が可愛くて、忘れられない思い出として私の心に残っています。

乳児期を過ぎたあと、初めてのモノとの出会いも少なくなってきたと思っていましたが、最近は保育園という社会生活の中で「初めての経験」を積み重ねているようです。

先日の帰り道にお友達と喧嘩をしたのだと悲しげに報告してくれました。
これまでのお友達との揉めごとと言えばちょっと物の取り合いをする程度で、「順番ね」などと収めればすぐにまた仲良く遊び始められるようなものでした。
お互いに言い合いをするような喧嘩は初めてで「友達が自分に対して怒っている。その怒りをストレートにぶつけられた」という経験はとてもショッキングなものだったようです。
その日はずっと元気がなく、眠りにつく前は 明日も僕に怒っていたらどうしよう・・・ と布団の中で不安そうにつぶやいていました。
次の日に聞いてみたところ、相手は喧嘩をしたことすら忘れていたようでした。

彼の初めての人間関係によるトラブルはあっけなく解決しました。
ほっとしたような、拍子抜けしたような気持ちとともに、その日あった様々を真っ先に母に報告してくれる日は、あと何年続くのだろう・・・と考えます。
あと2年?もしかしたらあと1年もないかも?
そう思うと、少しでも多く、今の時間を一緒に過ごしておこうと思うのです。

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いつもより少しだけ早く帰り、大事なご家族、パートナーやお子様、ご両親と・・・今しかない大切なときを過ご時間に充てていただけたら幸いです。

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