コラム

ノーサイド・ゲームにみる現場力

コンサルティングサービス部 公認会計士 青木 薫

ラグビーワールドカップが9月20日に開幕しました。
決勝が行われる11月2日まで、日本で世界のラグビーを堪能できるのでしょう。
普段、ラグビーに関連も関心もない自分ですが、若干の興味が湧いています

それは、7月7日から放送開始されたTBS「ノーサイド・ゲーム」というドラマにあります。
何気なく見てしまった第1話で、主人公は買収案件について調査・分析し、経営判断に係わるレポートを提出し、そして反対していました。
その過程が実に“コンサル”っぽいイメージが湧き、そして、原作者の池井戸潤さんと主演の大泉洋さんはファンということもあり、見続けてしまいました。

ドラマの展開としては、企業スポーツとしてのラグビーチームのGMに就任させられたところから、コンサルのターゲットが変わります。
成績が鳴かず飛ばずの金食い虫のチームを、意識を変え、仕組みを変え、再建していく過程が非常に興味深かったです

まず、ーマンとなる監督を人選します。
優勝という結果を出すためには、優勝の経験のない指導者は勝ち癖を知らないので結果を出す確率は低いということから、優勝経験の豊富な人を引き抜きます。

次に、必要な練習器具・合宿費を捻出するためコスト削減に迫られます
そこで行ったのがメンバーの評価でした。
高額のプロ契約をしている外国人を解除します。
ポイントゲッターとして考えていましたが、プレーぶりを詳細に分析すると、ボールを失う率も高く失点にも貢献してしまっている点があぶりだされました。
ここを、既存の人材に教育を施し、成長させて補う手法を採用して解決していきます

そして、メンバーとよく対話をしています
何事もオープンにしてメンバー全員に共有しながらものごとの判断をしていきます。
赤字の垂れ流し状態の実態について、地域貢献活動のメリット・デメリットについて、メンバーの離脱について等。
ラグビーは初心者でも、収支改善や組織作りについて、ポイントをついた共有は納得感を醸し出し、物事がスムーズに流れていくなと思いました
これこそコンサルの真髄なのかも知れません。

ドラマなのでうまく行きすぎています。
ですが、気持ちのよい予定調和にはまってしまい、ワールドカップも見に行ってもよいかなぐらいにラグビーに興味を持ち始めました

最後に、感じたのは「現場力」というキーワードです。
使い古された感は否めませんが、現場を観察し課題にフィットした解決手法を導入することで成功できる、というのは不変なのだなとも感じました。

連結決算と開示書類作成のフィールドにおいては、弊社の「現場力」は、実績からも比類がありません。
連結決算アウトソーシングにご興味があれば、一度ご連絡をいただけると幸いです。

ページの先頭へ