コラム

Mission Impossible ~〇〇トランスフォーメーション~

CFOオフィス事業本部 アウトソーシング部 部長 折本 誠

■ベーシックインカム(BI)
2016年: スイスでBI導入の是非を問う国民投票が行われました。
成人約27万円、未成年者はその25%を、毎月全国民に支給するというものです。
また、オランダやフィンランドでは、支給対象を限定したBI運用テストが行われ、働き方や行動変化等についての調査が進んでいるようです。
スイスの投票結果は「否決」でした(賛成23.1%、反対76.9%。賛成派さんドンマイ)。

■あれから6年
2013年: マイケル・A・オズボーン博士の論文「雇用の未来」で、AI・ロボットにより10年後に消える職業が話題となりました。
いまではAI・ロボットが、特殊詐欺を抑制し、プロと名勝負を繰り広げ、自動運転車による人や荷物の輸送やドローンによる宅配テストなどがニュースとなる等、勢いがあります。
予測の年まであと4年「消える職業」は現実となるでしょうか。

■How to Work
1990年代: ワープロやオフコンに代わり、パソコンで仕事をすることが当たり前となりました。
今ではタブレットやスマートフォンで、場所や時を限定されずにコミュニケーションがとれますし、資料作成も複数で同時進行できるようになり、仕事のHow toは大きく変化しました。
ここ数年は、RPAのおかげでパソコン処理まで自動化してくれます。
これからもエッジAIやブロックチェーン、5Gなど、インフラ進化による「ジョブチェンジ」は止まりそうにありません。

■変えるのは
2019年: 決算チームには、財政状態および経営成績を正しく示す為のすべてに責任があり、この大前提は永遠に不変です。
全国の支店網、世界各地の工場、各地域のグループ会社・・・資料を集め、内部統制フローを意識し、集計とチェック・修正を加えつつ、監査法人とも協議しながら実務的な落とし所を探っていく・・・・・にもかかわらず、IFRSの検討・導入、新興国の決算、国際課税、不正経理(ガバナンス強化)の対応などのミッションも背負う。
これらをコンプリートするにはジョブチェンジだけでなく、大前提を変えてしまうトランスフォーメーションが必要かもしれません。
このフォーメーションチェンジの選択肢は単純な2択ではありませんが、この決断をくだすのはAI主導ではなく人間でありますように。
そして、もしも、万が一、消える職業が現実となるであればBIとセットでありますように(切願)。

皆様のトランスフォーメーションに、決算業務アウトソーシングGlobal資金管理システム(TMS)の提供を通じて貢献してゆきたいと考えています。

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