コラム

思いを形にすること

CFOオフィス事業部 シェアードサービス2部1課 グループ長 朴 英才

皆さんは家族で食事をする際、家族の誰かと食事メニューが異なるという状況を経験したことはありますか?

私は幼い頃から今日まで父と食事メニューが同じだったことは数える程しかありません
父と私は味の好みがあまりにも違っていたからです。
どちらかの好みに合わせると、どちらかが食事をあまりとらなくなってしまうため、 母は毎回父と私とで別の食事メニューを用意してくれていました。
おかげで、父も私も毎日美味しいと思える食事をとることができました

幼い頃のある日、母に『どうしてお母さんの料理は美味しいの?』と訪ねたことがありました。
母は『お母さんの愛情がたくさん入っているからよ』と答えてくれました。
私は『愛情』というと、母が優しく抱きしめてくれることが真っ先に浮かんだので、『愛情ってどうやっていれるの?』と更に訪ねました。
母は『美味しくな~れ!って思いながら作ることよ』と答えてくれました。

この時『火加減を見て調整して・・・云々』と具体的に説明を受けたとしても幼い私は理解が追いつかなかったでしょうから、母はきっと他に言いようがなかったのだと思いますし、私もどこか腑に落ちないながらも、漠然と『母は思いを形にすることができる人』なのだと思いました。

当時の母と近い年齢に達した今、母は以下のステップを繰り返していたことに気づきました。

Step① コミュニケーションを通じた情報収集とメニューの考案
→ すべての情報収集は『何食べたい?』という問いから始まります。回答頻度が高いおかずをもとに、好きな味付けなどの傾向を把握できます。
ご飯を食べる一番大きな目的は『心身ともに健康な毎日が送れるような身体作りをサポートすること』であるため、栄養バランスのとれたメニューを考えながらも、むら無く栄養を摂取できるよう相手の好みに合う味付けやその時々で身体に不足している栄養を補うようなメニューを考案します。

Step② 考案メニューを実際につくる
→ メニューが確定したら、実際におかずを作っていきます。
仮にメニュー通りに作れなかったおかずがあったとしても、代替手段をとりながら最終的には栄養バランスが整うように柔軟に作っていきます。

Step③ 想定と現実の差異確認
→ メニューが完成したら、自分の想定と家族の反応にどれくらいの差が発生しているかを分析します。
例えば、食卓に塩や醤油などの調味料を置き、相手が何をどのおかずにどれだけ追加したのかを見たり、おかずの減り具合を見て想定以上に食べられている、または、食べられていないおかずはどれかを観察し、理由を確認します。

Step④ ステップアップに向けたメニューの再構築
→ 家族一人ひとりに対し、毎食後におかず一品一品に対する好みの味の傾向の再確認と、バリエーション追加の検討、苦手なおかずに対する調理方法の一新や試験調理を行い、新しい食事メニューを考えます。

『美味しくな~れ!』
思いを形にするというのはチャレンジと課題改善を無限に繰り返すことで実現していくのだと思います。

弊社もまた、決算アウトソーシング事業を通じ日々チャレンジと課題改善を繰り返してきました。
皆様の現在の決算業務について一度弊社へお話をお聞かせください。
皆さんの『思いを形にする』ために、家庭料理のように『健康で健全な決算業務の基盤づくり』を通して、従業員の皆様と会社の明るい未来をお約束します。

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