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収納アドバイザーから学ぶ業務改善

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2019.09.04

取締役 CFOオフィス事業部長 河村徹也

先日、収納アドバイザーが散らかっているキッチンを整理するというテレビ番組をやっていました。
普段は興味がないので全く見ない内容なのですが、ちょうど実家に帰っており、実家のキッチンが見たところ同じような状態でしたので、つい見てしまいました。
収納アドバイザーという肩書から、スペースをどうやって有効活用して片付けて行くのかということを期待していたのですが、重視していたのは、とにかく「捨てる」こと
片付かない一番の原因はものが多いからだそうです。
テレビ番組の最後には、キッチンが綺麗に片付けられていました。

これを見て、以前聞いたことのあるECRSという言葉を思い出しました。
Eliminate(排除)、Combine(結合)、Rearrange(再配置)、Simplify(簡素化)です。
これは業務改善を行うにあたり、どうやって行えばよいかを表している言葉です。
この4つのワードの中で1つだけ毛色の違うものがあります。
どのワードかお気付きでしょうか?

それは、Eliminateです。

業務は効率化してもゼロにはなりませんが、「捨てる」とゼロになります
4つの中で最初に表示されている通り、業務改善を行うにあたって、最も簡単かつ最も効果が高いものになります。
家の片づけという手伝いも兼ねて、私もキッチンのものを捨ててみることにしました。

まず、明らかにゴミだと思われるものを捨てるところまでは良かったのですが、そこからなかなか進みません。
というのも、普段は住んでいない家なので、自分では判断が全く付きません。
そこで、捨ててもよいか母親に確認してみることにしました。
・30人でも使い切らないほどの大量の食器 ⇒ お客さんが来た時に使う
・市販のプリンの空き瓶 ⇒ 将来使うかもしれない
・冷凍庫に入っている食材 ⇒ 凍らせていれば絶対に腐らない
・私の姉が10年以上取りに来ていない家具類 ⇒ 保管を頼まれているから

実際には、過去30人以上のお客さんが来たことは一度もないですし、プリンの空き瓶は既に3年以上ありますが、全く使っていませんでした。
一年以上も凍らせているものは本当に食べて良いのかわかりませんし、姉の荷物に至っては、姉は存在そのものを忘れている状態でした。

私の母親は、本来ものを捨てるのは得意ではありませんが、テレビ番組を一緒に見ていたからか、「捨てる」ことにとても前向きでしたので、キッチンをかなり綺麗にすることができました。

日常の業務でもこれと同じようなケースが良くあります。
・30人でも使い切らないほどの大量の食器類 ⇒ 会社の規模に見合わない必要以上の分析資料
・市販のプリンの空き瓶 ⇒ あると便利だが実際には誰も見ていない資料
・冷凍庫に入っている食材 ⇒ 誤った情報により必要だと思われている資料
・姉が10年以上取りに来ていない家具類 ⇒ 担当者が変わった後、誰も見ていない資料

業務改善というと、RPAなどを利用した自動化がトレンドですが、まずは、業務を「捨てる」ことをスタートにして、ご自身の業務を再検討してみてはいかがでしょうか。

フィエルテでは、過去、多くのお客様の経理や決算のアウトソーシングをお引き受けする中で、お客様とご相談の上、不要な業務は捨てております。
経理部門の業務が減ることで、関連部門の業務も減り、企業全体の生産性向上に貢献できることもございます。
ご興味がございましたら、決算アウトソーシングをご利用してみてはいかがでしょうか。

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