コラム

主婦として手放したこと

アウトソーシングサービス1部 3課 西堀 明美

「主婦って大変ね」
先日、スーパーの駐輪場で5歳の娘に言われた言葉です。

仕事の後、娘を保育園に迎えに行き、すぐには家に帰らず、銀行とスーパーへ寄った時のことです。
スーパーの駐輪場に自転車を止め、自転車から娘を下ろそうとチャイルドシートのベルトに手をかけた時、
「何を買うの?」と娘が尋ねてきました。
「お兄ちゃんのお弁当に入れるおかずの材料」と私が答えると、
「もうおうちにないの?」とさらに質問が。
「いっぱい食べるから、足りないの」と答えると、
「主婦って大変ね…」

娘の口からでた言葉に思わず驚いてしまいました。
「主婦」なんて言葉をどこで覚えたの?そして、この状況を大変だなと5歳児にして思えるとは!

我が家は、子供3人、フルタイムの共働き家庭です。
実家も遠く、助けてくれる人はいので、夫婦2人で全てをしなくてはいけません。
似たような家庭なら想像できるかもしれないが、とにかく朝起きてから寝るまでバタバタで、平日はゆっくりする時間はほぼありません。

今の私のおかれた環境で、必要十分を満たした生活は、試行錯誤、切磋琢磨、創意工夫を繰り返し、何とか手に入れたものです。
毎日食事を作って、洗濯して、掃除して、子供の面倒を見て…限られた時間の中で全てをこなすことは物理的にも精神心的にも極めて厳しいのです。
何を優先させるかは人それぞれですが、子育てしながら働く夫婦にとって「何を優先させるか」という問題は、常に突きつけられている難問ではないでしょうか。

私は、仕事を優先させるために一つ手放したことがあります。
それは毎日の夕食作りです。

それまでの私には、食事は必ず手作りのものを食べさせるという大きなこだわりがありました。
仕事をしいても、外食やスーパーのお惣菜、冷凍食品に頼らず、自分が納得いった食材できちんとした食事を家族には食べさせたいという思いが強かったからです。

家族5人分、しかも長男は高校生の食べ盛りで、作るといっても量がすごいのです。
例えば、肉を焼く1つとっても、1つのフライパンに入りきらないので何回かに分けなくてはいけません。
それを朝、出勤前にするのか、帰ってからするのか、週末に作っておくのか…
メリット、デメリットそれぞれあり、どれを選択しても大変なものは大変であるというのか私の結論です。

それでも何とか頑張ってきたものの、ある日突然、精神的にも、体力的にも限界がやってきました。
夫も私もお互いが怠けているなんて思っていないし、むしろよく頑張っていると思いながら、家事のことなど些細なことで夫婦喧嘩になることが多くなっていました。

そんな時に出会ったのが家事代行です。

知ってはいたものの、何とか今までやってこれたということもあり、必要性を感じていなかったということもありますが、本当に大丈夫かという不安も依頼まで踏み切れなかった要因でした。
ただ、限界と感じている現況を改善するためには、何か手を打たなくてはいけません。試しにやってみようという夫の言葉で依頼することになりました。

家事代行との出会いは、常に「今日のご飯どうしよう」と頭の片隅にある生活から解放され、少しばかりの自由を手に入れる瞬間でもありました。
家事代行で食事を作ってもらう最大の利点は、食材や調味料は普段使っているものを使用してもらえるので安心出来るというところです。
現在は、ゴールデンウィークなどの長期休暇以外はほぼ毎週お願いしています。
作ってもらっている時間は、自分の勉強時間、子供と遊ぶ時間、平日にはできない場所を掃除する時間など、有意義に使っています。
平日は睡眠をしっかりとり、子供のことや自分のことがわずかではあるが出来るようにもなるなど、想像以上の多くのメリットを感じています。

夕食作りは手放しました。
でも、やらなくてはいけないことはまだまだたくさんあります。
毎日、普通の生活を送ることは大変なことなのです。
「主婦って大変ね…」
その言葉に色々な思いを重ねてしまいます。

もし、会社の決算業務は自社でしなくてはと思い込んでいたら、一度手放してみるのはいかがでしょうか。
楽になりたい、現状を何とかしたい、そんな思いを少しでもお持ちでしたら是非、フィエルテにご相談ください。

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