コラム

癖を活かす

プロダクト開発部  井形 英久

私の以前読んだ好きな本の中から、私の気を付けていることをご紹介させていただきます。
その本は少し古いのですが、「木のいのち木のこころ」という本で、法隆寺の宮大工の棟梁、西岡常一さんの話になります。

お寺を再建する際に調達する木材は、山ごと購入した方がよいというのです。
その理由は、素材を活かすには、その木だけを見ていては何十年何百年と長持ちさせることができないからだそうです。
例えば、「木は生育の方位のままに使え」という教えがあり、山の南側の木は細いが強い、北側の木は太いけれども柔らかいなど、
生育の場所によって木にも性質があり、これは右に捻れているから左捻りのあの木と組み合わせたらいいということを山で見分けるのだそうです。

製材された後の木は、木の癖が隠れてしまっているため、とても高い見分ける力が必要らしく、
今はまっすぐ製材されていても時間がたつと捻りがでてきたりするので、それを見越して使用しなければならないらしいのです。
ただ、癖というのは悪いものではなく、使い方・活かし方が重要だというのです。
それぞれの木の癖を活かしたからこそ1300年も法隆寺は建っているのです。

私は人についても同じことが言えるのではないかと思います。

様々なコミュニケーションを通して、その人の特徴を知って、その特徴を活かせるように、自分も同じ職場で働くメンバーのことも活かす。
そして一人ひとりがイキイキと活躍できる職場を作っていきたいと思っています。
仕事の癖というのもおかしな話ですが、癖にあたるものが、何を目的にどのような制約条件の下で達成するのかということだと思います。
基本的なことですが、業務改善する場合にも、その業務はどのような制約条件があり何のために行っているのかを明確にしていくことだと思います。

弊社フィエルテでは、決算業務アウトソーシングを行っており、豊富なノウハウがあります。
特に連結決算、単体決算、開示業務等でお困りの際は、御社での決算業務についての癖を見抜き、課題解決に向けてのお手伝いをさせていただきたいと思います。
また、プロダクト開発部は、上記のような目的意識を持ったメンバーを募集しています。
社内プロダクトの提案から開発まで、目的や背景を探りカタチにしていきたいと思う方のエントリーをお待ちしております。

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