コラム

ロックインとスイッチングコストによる弊害

TMSサービス部 マネージャー 総合旅行業務取扱管理者、調理師 吉田英樹

皆さんは自分の好きなブランドや行きつけのお店など何らかのこだわりをお持ちだと思います。
最初は口コミやテレビ番組がきっかけになる場合や、なんらかのキャンペーンによる衝動買いから使い始めたケースもあると思います。
使い続けるうちに、なんとなくしっくりくる、落ち着くといった感情も芽生え始め、少々の不具合も寛容になってきます。
一度定番化すると、その日常的、不変的な居心地の良さから他に乗り換えるといった行動をとりづらくなってしまうものです。

特に、選択までに多くのステークホルダが関与するものになると、一度決めたことだから少々の欠点は大目に見ようといった妥協が生まれます
それは、決定に至るまでの困難なプロセスをまた繰り返えしたくないという思考と、いつまでに完了しなくてはいけないといった時間的制約が大きな要因になります。

例えば、この時期はちょうど入学、入社といったシーズン真っただ中ですが、いま家を探して、引っ越しをする必要がある場合、住みたい街ランキングを参考にしたり、眺望の良さや通勤通学に要する時間などは気にするものの、実際には物件の空き状況と予算と相談して、ある程度妥協して決めることになると思います。
夏前になると、物件の受給バランスも落ち着くことから、そのタイミングに自分が望むより良い物件に改めて引っ越すことも可能ですが、契約期間の縛りや手間、トータル費用などを考えると、なかなか行動に至らないと思います。
また、住めば都と言うように、実際に地域になじむこともありえます。
そうなると、次の更新時期までの間、物件を積極的に探すことはしなくなります。
たまたま良い物件を探し出しても引っ越しを決断するにはかなりハードルが高くなります

さて、ビジネスの世界に話しを移しますが、皆さんの会社でも業務改善や効率化の目的でシステムを導入されていると思いますが、実際、便利にご利用頂けていますでしょうか?
システムを使いこなすためのシステム開発であったり、システム自体を使うことを諦めていたりされていませんか?

一度決めたことは変えないといった、ちょっとした心地の良さが、他に目を向ける機会を失っていることもあるかもしれません。
日進月歩で上質なテクノロジやサービスは生まれ、改善されています。
大掛かりな仕組みになればなるほど、活用して便利にする目的が、導入すること自体が目的となってしまう、目的のすり替えが行われてしまいがちです

今こそいったん立ち止まり、周囲を見渡すことで、迷宮を彷徨わずに済む絶好の機会とされてはいかがでしょうか
私たちフィエルテは、お客様を迷宮からお救いし、本来の目的を達成するために、ご提供するサービスやシステムの機能改善を行って参ります。
お客様の業務を知っているからこそできる私たちの強みです。

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