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アワティーハーティーしないようにアワティーハーティーしてください!

  • トレジャリーマネジメント

2016.07.25

グローバルで活動をしている企業にとって、めまぐるしく変わる世界各国での情勢の変化に迅速に対応し、不透明な先行きを少しでも良く見えるようにしていく努力を継続的に続けることは、世界で生き残るための最低限の条件となっており、財務部においてもグローバルな観点で資金管理をし、資金効率の向上及びガバナンスとリスク管理を強固にするための投資を始められている方が増えております。

リーマンショックの際や、先日のイギリスのイギリスのEU離脱問題による影響の差し込み業務が発生された方も多いかと思います。

トレジャリーマネジメントシステムを活用し、事前にグループ全体の資金ポジションなどの情報がリアルタイムに把握できたうえで、複数のシナリオ分析を行っておき、「この結果の場合はこのような対策をする」といった形で備えをしておけば、「あわて果てる」必要もないのかもしれませんが、日本の財務シーンにおいていえば、皆様近年取り組みを始められたばかりで、完全に事前準備できている方は多くないと言えます。

一方で、海外のグローバル企業において、特にEU・米国ではリーマンショック以降、資金管理業務の一部を成すグループ全体でのデリバティブ取引の把握とその報告が制度化されているため、グローバルな観点で資金管理をすることは、もはや当たり前の状況となっています。

例えて言うならば、黒船に刀で、もしくは電動自転車に普通のママチャリで坂道を挑んでいるようなものではないでしょうか?
その装備が違うため同じ土俵での戦いにならず、太刀打ちできないのは目に見えており、そんな状況でグローバルで戦いを続けるのは得策ではないのは明らかです。

一般的に、世の中は基本不平等であることが前提ですので、様々な差があることは致し方ないところではありますが、工夫や努力でつぶせる差は、戦いをより有利に進めるためにつぶしておき、あとで「アタフタ」しないように準備しておくというのが定石と考えられます。

グループ全体を一元管理できる財務体制を構築し、全てのグループ会社の状況を正しく把握、グループ全体の資金を効率的に管理できる状況をいち早く構築し、様々な課題やリスクに適切な対処を行える環境を「大急ぎで」整えることが今財務部門に求められているのです。
~文例~
外出の時間なのに準備が遅れてしまって、母親に「アワティーハーティーして!」と言われた。

アワティーハーティーとは、沖縄の方言でして意味としては、

・急いで「アタフタ」してる様子
・「大急ぎで」
・「あわて果てる」の意

というもので、現在でもよくつかわれるものだそうです。(出典:弊社沖縄県出身社員)

上記の文例だと
「急いで準備して!」「チャッチャと準備して!」といった意味になります。

そこで、近い将来に起きるであろうグローバル経済の大きな変化の際に皆様が「アワティーハーティー(アタフタ)」しないようにするために、今のうちに「アワティーハーティー(急いで準備)」していただけるよう、精一杯ご支援したいと考えております。

いかがでしたか?

次回のコラムは

冷蔵庫のビールを4種類x12本に保ちのラベルの向きを揃える

を予定しています。

コンサルタント・深山

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