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トレジャリーマネジメントシステム検討時のよくある質問【その1】

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2016.04.12

私は仕事柄、グローバル資金管理システム(トレジャリーマネジメントシステム)を検討しているお客様と会話することが多いのですが、その中で日々感じるのが「課題はあるのだが、どのように解決したらよいのかイメージが付かない」ということです。

本来資金管理とシステムは親和性が高く、近年ではシステムインフラ面の技術の発展とともに、資金業務関連分野もFintech(フィンテック)と呼ばれる造語(金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせたもの)ができるほど進化を遂げています。

その流れを受けた様々なサービスがリリースされていますが、財務のスペシャリストの皆様にはシステムという分野は肌感がないという方が多いのが現状です。 そのギャップを埋めるために私たちコンサルタントがいるのですが、今回はトレジャリーマネジメントシステムを検討しているお客様と会話する際に、必ずと言っていいほど聞かれる内容を紹介します。

トレジャリーマネジメントシステム検討の際に参考にして頂けますと幸いです。

 

Q1.どうやって財務情報の見える化が実現されるのですか? その際のデータの登録業務はどうなりますか?

一般的なクラウドベースのトレジャリーマネジメントシステムはwebベースのソフトウェアでインターネットに接続可能な環境があればどこからでも利用が可能となります。 これによりグループ全社の全世界の関係者が付与された操作権限の範囲で同一のデータベース上の同一データにアクセスが可能になります。

これにより全世界のグループ会社の取引内容の詳細が完全に把握可能になります。支払・売掛金・買掛金に関する情報は最新の情報をトレジャリーマネジメントシステム上で確認可能で、本社財務部だけではなく各子会社へもとても大きな価値を発揮します。 トレジャリーマネジメントシステム上でのデータの入力を進めていくことで各子会社は特定のニーズやリソース量に合わせて業務を適応可能です。 各社の独立性は確保しつつ、グループ全社が同一のトレジャリーマネジメントシステムを利用して同じデータを参照しながら業務を進められるので、本社財務部への報告業務はもはや不要です。
(ちなみに、tm5ではトレジャリー業務に関係するすべての関係者に心置きなく利用していただくことで、グループ全体での最適な負荷調整ができるようにすることをコンセプトに作成されているため、ユーザ数追加による課金はなくユーザーフリーの課金体系なので全社展開が容易です。)

 

 

Q2.現在のオフラインで情報収集している業務から、トレジャリーマネジメントシステムを利用してオンラインへ移行する場合のメリットは?

この質問は情報というものにどのような価値を見出すかいうことと同義です。 船や飛行機のナビゲーションシステムにはどのような価値があるのでしょうか?ビジネスにおいて価値ある情報とは一体何でしょうか? もちろんナビゲーションシステムを利用せずに船や飛行機を操縦することは可能ですが、遠回りになってしまったり、場合によっては危険な目にあってしまいます。 これはトレジャリーシステムについても言えることで、スプレッドシートベースのオフライン業務の場合、何かしらの情報が集まっては来るもののビジネス上の戦略的な意思決定に必要な信頼性・完全性と網羅性のある情報が集まってくることはありません。 トレジャリーマネジメントシステムを利用すればこれらの情報が瞬時に100%の正確性を担保した状態で提供されます。 もはや、既に集計結果が手元に届くころには古い情報となってしまった月次ベースのデータに頼る必要はなくなり、tm5ならではのフレキシブルなレポート機能を元に関心に応じた今後のビジネスの予測のシミュレーションが可能になります。

このようなビジネスに不可欠な情報の価値を金銭的価値で評価するのはとても困難ですがこの情報を提供できるのが私たちの提供するtm5の本質的な価値です。

また、コンプライアンスの観点からはビジネスプロセスの重要な部分を自動化し監査可能な状態にすることが要求されています。 トレジャリー業務は企業内部とそれを取り巻く金融の世界との間のとても重要な橋渡し役を担っています。 適切なソフトウェアの手助け無くこの役割を果たすことはもはや不可能な状況にあるといえるでしょう。

 

Q3.tm5のコンプライアンスへの対応およびデータの保存期間は?

tm5上のデータの保存期間については制限がありません。 また、保存されるすべてのユーザのトランザクションや操作のログについては無期限に保存され、そのセキュリティおよびコンプライアンスについてはあらゆる監査および税法の要求に対応しています。 データの保存期間は通常お客様の要望に応じて変更できますが、ユーザの権限・支払の承認・取引の承認等の重要な情報についての保存期間は無期限であり削除ができない仕様であり、システムの透明性とトレーサビリティが担保されています。 また、tm5上では各種データは会計期間の概念とは独立して管理され、ある特定の会計期間にのみ関連するデータが保存されるということがないため、たとえば7年後においても履歴情報を完全に把握することが可能です。

このようにWebベースのシステム等の様々な技術を用いて、tm5は実装されています。

ぜひこの機会に一元化されたオンラインベースのリアルタイムな情報を元に的確な判断を容易に実現できる環境を手に入れられてはいかがでしょうか?

次回のコラムは

見える化ってどんな仕組みで実現されているのですか?

を予定しています。

コンサルタント・深山

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