コラム

正しい「資金繰り予測」が出来ていますか?【よくある課題】

正しい「資金繰り予測」って?

 

資金管理に関するお悩みでよく耳にするのが「資金繰り予測」です。グローバルに企業活動を行っている場合、世界中にあるグループ会社各社について、数日後または数ヶ月後にどんな資金決済をする予定なのか?を本社で把握しきれているケースは非常に稀です。

カギとなるのはタイムリーな情報収集

正しい「資金繰り予測」のカギとなるのは、「いかにリアルタイムで情報収集を行うか」です。そのためにはメールや電話だけでは追いつきません。ここでは、グローバル資金管理システムによる情報収集の方法を紹介します。

システムを利用するメリット

グローバル資金管理システムのキャッシュマネジメント機能では銀行の取引明細の分析および予測データの登録が簡単に実施可能です。予測データは手動で登録することも、ERP等の外部システムのデータを連携して自動で取り込むこともできます。

システムで実施することによりいつでも「最新」かつ「正確性」の担保されたデータが一つの同一のシステム内で管理されるため一元化され、さらにそれを俯瞰したレポートを用いて経営判断が実施可能というメリットがあります。さらにシステム化によりプロセスの標準化、転記ミスや不正の防止、モニタリングによるガバナンスの強化、内部統制対応工数の減少というメリットもあります。

tm5が持つ「資金繰り機能」

基本機能

資金予測情報はtm5上であらかじめ設定した営業CF・財務CF・投資CF等のキャッシュフロー項目で表示することができ、当該表示形式は複数種類保持できます。 計画データはERP等の外部システムから出力されたファイルのアップロードによる方法と、各グループ会社社の担当者がtm5上でデータを登録する方法があります。 銀行のステートメント情報から取得した実績データは簡単な方法で容易に計画データと比較ができ、任意の時間軸、会社ごと、グループごと、国ごと等に表示可能です。

tm5では予算、見込み、シナリオ予測等の目的ごとに必要な数だけ計画データを作成することができ、それぞれのプラン同士での比較、分析が可能です。

レートのシミュレーション

さまざまな計画やシミュレーションを作成するためには、それに対応するレートのシナリオ情報が必要です。たとえば、予算計画を作成する際には、現状の見込みのレートとは別のものが必要になりますが、tm5では別々のレートシナリオが付与でき柔軟な分析比較およびキャッシュフローのリスク管理が可能です。

シナリオ分析

また、キャッシュフローの発生確率を加味したシナリオ、表示形式の異なる資金繰り予測表の作成およびFXのシナリオも含めた様々な分析比較が可能です。

また、外国為替と利息についてパラメータの変更(例:金利+ 2%、EUR/ USD率-10%)によるシミュレーションが可能です。予測データの外国為替レートの分散値のインパクトについては、このモジュールでレートの予測データを用いて確認可能です。

さらに利息シミュレーションにより、予測データの利息の影響の分析が可能です。バリュー・アット・リスク(VaR)も予測データに基づいて計算することが可能です。

 

正しい「資金繰り予測」にシステムが何故必要か、お分かり頂けたでしょうか?

次回のコラムは

レジャリーシステム検討時のよくある質問【その1

を予定しています。

コンサルタント・深山

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